メンタルキープの重要性
私は大学時代、精神的に不安定になった経験があります。授業の内容についていけず、何をしていいのか分からなくなり、泣きながら運転したり、授業中に過呼吸のような状態になって抜け出したりする日々を送っていました。
日本ではまだメンタルヘルスに対する理解が十分ではなく、「考え方の問題」「甘えだ」と片付けられることも多いと感じます。しかし、メンタルが落ち込んでいると、物事をすべてマイナスに考え、不眠症や食欲不振などの症状を引き起こしてしまうこともあります。
逆に、メンタルを改善できれば、新しいことに挑戦したり、前向きに考えたりすることが可能になります。実際に私自身も改善し、今こうしてこの記事を書けるようになりました。人生は一度きり。できるだけ楽しい思い出を増やすために、私が続けている習慣を紹介します。少しずつ取り入れて、自分なりに工夫してみてください。
1. まずは、嫌だと思ったことを書き起こす
振り返ると、ネガティブな気持ちになる原因が必ずあるはずです。まずは紙に書き出してみましょう。
次に、その出来事は自分で回避できるのか、それとも変えられないものなのかを考えます。
例えば、
- 職場の上司がいつも怒っている
- 挨拶をしてくれない人がいる
このように「自分では変えられないこと」であれば、無理に耐えるのではなく「逃げる選択肢」を持つことも大切です。その環境にいるだけでストレスを感じるなら、自分を守るために距離を置くのも一つの方法です。
2. 運動を習慣化する
定期的に運動をしましょう。特に外の空気を吸い、太陽の光を浴びることは、メンタルの安定にとても効果的です。うつ病の改善に運動が薬よりも効果的だったという研究結果もあります。
私の場合、最初は15〜20分の散歩や軽いランニングから始めました。続けているうちに運動が楽しくなり、ついにはフルマラソンに挑戦するまでになりました。
最初の一歩が大事です。
- まずは着替える
- 靴を履く
- 玄関を出る
これを習慣化するだけでも、気分がスッキリし、メンタルの安定に役立ちます。
3. 質の高い睡眠を確保する
私は毎日9時間ほど寝るように心がけています。特に、
- スマホを寝る前に触らない
- しっかり湯船に浸かる
- ホットアイマスクや耳栓を活用する
- 寝る前に読書をする
- 部屋の明かりを落とす
といった習慣を取り入れることで、深い睡眠を得られるようになりました。
また、どうしても寝付けない時は、無理に眠ろうとせず、一度ベッドを離れてストレッチや読書、日記を書くなどしてリラックスするようにしています。デジタルデバイスから離れ、暗い部屋で過ごすのも効果的です。
まとめ:メンタルを大切にするために
メンタルヘルスは本当に大切です。
- 無理せず「逃げる選択肢」を持つこと
- 運動を習慣化すること
- 睡眠の質を高めること
この3つを意識するだけで、日々のストレスを減らし、心の安定を保つことができます。
自分の人生をより良いものにするために、できることから少しずつ取り入れてみてください。