自分は現役大学生として、一般的に言われる「普通」とは異なる経験を多く積んできた。そして、予定通りいけば今シーズンが最後の学生期間となる。そんな自分が考える、全ての大学生がやるべきことを2つにまとめて話したい。
1. 自らの意思決定をする
大学生は、周りの人に甘えられる最後の期間の可能性が高い。この貴重な時間を使って、やりたいことや挑戦したいことをできるだけ多く行動に移すべきだ。そのために必要なのが「自らの意思決定」だ。
自分はかつて、周りの人の意見に流されるままに生きてきた。その結果、何を続けるべきか明確な理由が分からなくなり、最終的にはメンタルを壊し、大学を中退してしまった。そんな経験を通じて強く思うのは、「自分で決めること」の大切さだ。
誰かに言われたことをそのまま受け入れるのではなく、自分自身の意志で決断してほしい。たとえそれが周囲の期待と異なっていても、自分で決めたことには最低限の責任を持とうとするし、リスクを回避する工夫も生まれる。しかし、周囲に流されて行動しても、その結果に対して誰も責任を取ってくれない。
アルバイト、サークル、履修登録など、あらゆる場面で「自分が理解し、自ら意思決定すること」を積極的に実践してほしい。
2. 行動する
「やりたいことは今すぐ実行すべき」
自分はこれまでに海外留学、物販、ブログ、YouTube、Instagramなど、さまざまなことに挑戦してきた。そして、そのうちの90%は失敗に終わった。しかし、それでも満足している。
大学生の期間は、失敗しても帰る場所がある最後の期間かもしれない。また、使えるお金の金額も限られているが、逆に言えば、失敗したときのダメージも大きくはない。しかし、社会人になり、結婚し、家族を持つようになると、リスクを取ることがどんどん難しくなる。
今行動すれば、たとえ失敗してもそれは自分だけの物語になる。後になって「やらなかった」と後悔するくらいなら、大学生のうちに挑戦するべきだ。体力があり、時間がある最後の期間かもしれない。社会人になると、長期的な休みを取るのが難しくなるし、自由に使えるお金ができたころには、体力が追いつかないかもしれない。
まとめ
最近、自分の中でも欲がなくなりつつある。世の中の難しさを知り、やらない理由を考えるのが上手くなってしまっている。
しかし、「あとでやる」と思えるのは、自分のタイムリミットを知っている未来人だけだ。未来人でないなら、今この瞬間に行動すべきだ。
大学生活は一瞬で終わる。その限られた時間の中で、「自ら意思決定し、行動する」ことが、今後の人生を大きく変えるはずだ。