生成AIを活用して見えた自分の課題
ChatGPT Plusに課金し、自分なりに試行錯誤しながら活用してきました。事前に作りたいものや知りたいことをリストアップし、それをChatGPTに尋ねていくうちに、驚くほどのスピードで目標を達成してしまいました。しかし、そこで気づいたのが「自分の強みのなさ」です。
生成AIに関する情報を発信している多くの人が、「AIは0から1を生み出すものではなく、10を60や70にするツール」と言っています。実際に使ってみると、まさにその通りでした。AIを使うことで、知識の補強や作業の効率化は簡単にできます。しかし、そもそも自分に突出したスキルがなければ、AIを使っても「何を強化するべきか」すら分からなくなるのです。
そこで、この経験を通じて「これから何をするべきか?」を整理し、2025年の方向性を考えてみました。
これからの行動指針
1. 一つの強い分野を探し、育てる
私には興味のある分野がいくつかあります。例えば、テーマパーク、ディズニー、英語、ランニング、習慣化、旅行など。しかし、どれも「ちょっと詳しい」レベルであって、圧倒的な強みと呼べるほどではありません。AI時代において、自分が本当に価値を発揮するには「突出した専門性」が不可欠です。
まずは、自分が最も情熱を注げる分野を一つ選び、それを深堀りしていこうと考えています。その分野の情報を集め、発信し、経験を積みながら専門性を高めることで、AIを使ってさらに飛躍できるようにします。
2. 圧倒的な情報量を入手する
生成AIを活用するためには、ベースとなる知識量が重要です。ChatGPTに質問するにしても、ある程度の知識がないと適切な問いを立てることができません。
そのため、日々の学習量を増やし、特定の分野においては「この人に聞けば間違いない」と思われるレベルを目指します。本、論文、実体験を通して知識を蓄え、それをアウトプットすることで、より深い理解へとつなげます。
3. 情報発信を通じて、強みを形成する
学んだことを発信することで、自分の知識の整理にもなりますし、他者からのフィードバックを受けることでさらなる成長が可能になります。SNSやブログ、YouTubeなどを活用し、専門分野に関する情報を発信していく予定です。
また、情報を発信することで「市場のニーズ」を知ることもできます。単に知識をため込むだけではなく、それがどのように価値として求められているのかを知ることで、より実践的なスキルへと昇華させていきます。
ChatGPT Plusに加入して得たもの
1. 自分自身をより深く知ることができた
ChatGPTを使うことで、今まで漠然と感じていた自分の課題が明確になりました。「足りない部分」「強化するべきスキル」「やるべきこと」が具体的に見えたのは、大きな収穫です。あとは、それを実行し、努力していくだけです。
2. 時代の流れの中で楽しめている
インターネットやSNSの登場時に、それをいち早くキャッチして行動した人たちは、大きなチャンスを得ました。今の生成AIも、それと同じような転換期にあると感じています。
この時代をリアルタイムで体験し、新たなツールを活用できること自体が楽しく、ChatGPT Plusの22ドルは非常に価値ある投資だったと確信しています。
3. 自分の行動の大切さを再認識した
これまで健康や趣味に全力投資してきましたが、生成AIの進化に伴い、単純作業はますますAIに取って代わられるでしょう。その未来を見据えたとき、私たちがすべきことは次の3つです。
- 生成AIを活用する側に回る
- 最新技術を使いこなすための体力を備える
- 効率化された仕事で生まれた時間を、より有意義に活用する
一つのスキルに偏るのではなく、総合的にスキルを高め、AIを活用しながら自分の価値を高めていくことが重要だと感じています。
まとめ
ChatGPT Plusを使い倒した結果、AIは「強みのある人をより強くするツール」であることを実感しました。だからこそ、まずは自分自身の強みを作ることが最優先課題です。
2025年は、自分の得意分野を見極め、それを圧倒的な強みに育てる1年にします。そして、その過程を情報発信しながら、学びを深めていきたいと考えています。
生成AIを使うこと自体が目的ではなく、それをどう活用し、自分をどう成長させるかが重要です。これからも試行錯誤しながら、より良い方向に進んでいこうと思います。